京都芸術大学
京都芸術大学さまのご紹介
京都芸術大学(KUA)は、1991年開設の京都造形芸術大学をその前身とし、2020年に現在の校名に名称変更されました。4年制大学と大学院、そして主に社会人向けの通信教育課程を併設する総合芸術教育機関で、「芸術と哲学によって、新しい人間観、世界観の創造を目指す」ことを建学の理念とされています。浅田彰氏(批評家)、千住博氏(日本画家)、坂茂氏(建築家)といった方々が教授陣に名を連ね、出身者には黒木華さん(女優)や、知花くららさん(モデル・女優)らがおられます。
「自校ブランドについてのメディアでの取り上げられ方、リリースへの反響度などを、広範囲に、定量的かつリアルタイムで把握できるようになり、データに基づく広報戦略が立てられるようになりました」
広報課・IR室担当課長 作山朋之さま
課題とその解決に向けたご提案
同校広報課には2016年2月に当社とご契約いただきました。当初は、同校に関する海外メディアのカバレッジを把握することを目的に、カバーする海外メディアが豊富な当社のサービスに着目し、基本モニタリングパッケージを導入されています。そしてその後、同校に関する国内オンラインニュースでの反響の定量的観測および内容把握、さらには同校リリースへの国内外の反響分析等に関して、当社のプラットフォームを総合的にご活用いただくようになりました。
広報課・IR室担当課長の作山朋之さまからは、当社ソリューション導入後の状況について、「自校ブランドについてのメディアでの取り上げられ方、リリースへの反響度などを、広範囲に、定量的かつリアルタイムで把握できるようになり、データに基づく広報戦略が立てられるようになりました」との感想をいただいています。「ソリューションの効果的な使い方についての勉強会が提供されている点もありがたく、自校の広報活動にマッチしたダッシュボードを運用できるようになりました。」
自校ブランドに対する総合的評価をリアルタイムで把握し、大学の魅力増進につなげる
広報課では2022年よりエクスプロア<Explore>も導入され、ソーシャルリスニングの戦略的活用に本格的に取り組まれています。SNS戦略強化に当たり、広報課としては、競合と目される芸術系大学の動向・露出度をフォローすることにはプライオリティーを置かず、同校の学生コミュニティー、あるいは将来、芸術系大学への進学を目指す若者コミュニティーの学業への関心、要望や、同校ブランドに対するセンチメント等を綿密に把握し、分析することに重点を置かれています。芸術・哲学教育を通じて、社会の将来を担う若者に新しい世界観を提供することを目指す同校としては、「教育内容がどう評価されているのか」、「学校の魅力がどう映っているのか」をリアルタイムで把握し、週次・月次・四半期毎の分析レポートにまとめて法人執行部等と共有し、学校運営強化に活かしていくことをルーティーンとして確立されつつあります。「オフラインで学生から聞く生(なま)の声と、オンライン上での学内・学外の若者たちの様々な意識、考え方を合わせてこそ、最適な発信コンテンツづくり、大学ブランディングの道が見えてくると考えています」(作山氏)。
当社が今後さらにお手伝いできる可能性のある領域
京都芸術大学さまに当社のソーシャルモニタリングツールをご活用いただくようになって、まだ数か月ですが、作山様からはすでに、「同校のカリキュラムやイベントに関するリアクションやセンチメントをもっと綿密に評価できるよう、検索キーワードのさらなる工夫を考えたい」とのご要望を伺っています。今後、検索キーワードの定期的な見直し、追加等を含め、ソーシャルリスニングでのより緊密なサポートの提供を継続させていただくとともに、以下の領域でも、さらにお役に立てる可能性をご相談していきたいと考えています。
1. 評価の高い同校のキャンパスイベントの様子も含め、同校の魅力をSNS上で積極的に発信できるような”攻めの“SNS戦略を、当社のSNS統合管理プラットフォームエンゲージ<Engage>でお手伝い
2. 同校の魅力を海外にも訴求し、海外からの優秀な学生のさらなる発掘につなげるSNS活用のご提案(ちなみに、同校大学院の学生の半数以上は中・韓・台を中心とする海外からの留学生であるため、口コミのインパクトが非常に大きい留学生募集において、SNSの活用は極めて重要とのこと)