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Marketing
RICOH
リコーは 1963 年に市村清氏によって創業されました。創業当初はカメラ、ジアゾ複写機な どを製造していましたが、1970 年代にオフィスオートメーションを提唱し、FAX、普通紙 コピー機、レーザープリンターなどへと事業を拡大しました。 現在のリコーはビジネスに関するサービスを提供する世界的な企業であり、ビジネストラン スフォーメーションを実現するアイデアを生み出すことに注力しています。お客様、パート ナー会社と共に課題を解決し、「“はたらく”に歓び」をもたらすお手伝いをしています。
リコー本社ビル
成果

アジア太平洋地域内にある各国のマーケティングチームは異なるツールを使用し、独自に活動していたため、協業が困難だった状況を、ソーシャルメディアモニタリング、PR施策のためのプラットフォームを Meltwater に統一し、効率化した。

導入製品
メディアリレーション
ソーシャルリスニング
ソーシャルメディアマネジメント(SNS管理)
Photo of James Loginov

「お客様の課題、チャレンジ、ゴールを弊社が提供するソリューション、サービス、サポートと結びつけることが私たちの究極の目標です。Meltwaterはこの目標を実現するためのオールインワン・ソリューションであり、私たちのパートナーでもあります。」

ジェームス・ロギノフ氏 株式会社リコー APACマーケティング統括室 RICOH Digital Services BU Head of Marketing Communications

Meltwater 導入以前の課題

「マーケティング活動への注目度が低いことに加えて、プロセス面では手作業が多く、市場理解の方法が確立されていませんでした。」

私が所属する APAC マーケティング統括室は、PR、デジタル広告、ウェブサイト管理など のデジタルマーケティングコミュニケーションを通じて、弊社がどんな会社であり、何をし ているのかをお客様にお伝えしています。

以前は、アジア太平洋地域の国で SNS、PR、ブランドモニタリング、競合分析をそれぞれ 独自に行っていました。無料と有料のツールが混在し、統一されたプラットフォームがなか ったため、データ形式もバラバラで、各国間での協力や市場分析・お客様の声・ベストプラ クティスの共有ができませんでした。

Meltwater を選定した理由

「Meltwater には、必要な機能がすべて揃っていました」

ソーシャルメディアモニタリングツールを導入する際に、いくつかの製品を比較・検討しま した。それぞれ優れた機能はあるのですが、私たちに必要な機能が多岐にわたるため、1 つ の製品だけでは実現できないことがわかりました。しかし、Meltwater を検討してみると、 必要な機能がすべて実装されていて、最適なソリューションであることがわかりました。 私は PR 分野の経験が長いので、当初はメディアリレーション機能の優秀さに驚きました が、いろいろな機能を使っていくにつれ、ソーシャルメディア管理、ブランドモニタリン グ、ソーシャルリスニングにも優れていることがわかり、良い選択だったことを実感しまし た。

リコー3L外観
Photo of Hidemi Shimamura

「Meltwaterにより私たちのワークフローは根本的に変わりました。アジア太平洋地域で使うプラットフォームをMeltwaterに統合したので、お客様とパートナー会社へ一貫したアプローチができるようになりました。」

島村秀美様 株式会社リコー デジタルマーケティングG APAC極統括 マーケティング統括室 RICOH Digital Services BU

マーケティングチームに不可欠な機能とは

「PR向けの機能、エンゲージ<Engage>でのSNS投稿、レポート機能、メディアリレーション、AIアシスタント機能をフル活用しています」

PR向けの機能がとても充実しています。メディアリストがあり、プレスリリースの作成、送付、アウトリーチまでを一連の流れで行えます。また、コンタクトする記者についての情報をあらかじめ確認できるのはとても便利です。例えて言えば、PR業界におけるCRM(Customer Relationship Management)ですね。ゲームチェンジャーになると思います。

レポート機能を使い、さまざまなデータセットを接続して成果を可視化、分析、理解し、チーム内で共有しています。すべてMeltwater上で行えるので快適です。

複数のSNSアカウントを管理できるエンゲージ<Engage>で、各国のSNSアカウントの動向を見ることも大事な仕事です。各チャネルで投稿予定のコンテンツをプレビューできるのも便利です。API連携機能によりPower BIからデータにアクセスし、私たち専用のダッシュボードを作成してデータを分析しています。

私たちはアジア太平洋地域のコンテンツ制作も担当しています。AIアシスタント機能を活用して、エクスプロアでの分析結果を参照しながら必要な情報をリサーチして、コンテンツを制作しています。

今後のコンテンツ制作の方針を決める際には、カスタマイズしたダッシュボードを活用しています。各国のさまざまなチャネル上の動向を把握し、どんな素材がコンテンツに使用され、どれが最も効果的だったかがわかるので、意思決定の大きな助けになっています。

リコースタッフの打ち合わせの様子

国を越え、組織を越え、リコー全体でお客様の声を共有

今では、タイ、香港、オーストラリア、ニュージーランドなどアジア太平洋地域のすべての国のマーケティング担当者がMeltwaterを使っています。知見、経験、データを共有できるメリットは、各国で独自にマーケティング活動を行っていた以前とは比べものになりません。

私たちの目標は、お客様にとってベストなパートナーになることです。そのためには、お客様の声を聞くことが重要です。Meltwaterで各種SNSをモニタリング・分析することで、私たちのサービスやソリューションがお客様にどのように伝わっているか、どのような反応があるのかについて知見を得ています。

次のステップは、得られた知見を営業や顧客担当と共有することです。お客様のニーズや各国ごとの事情を把握できていれば、単にサービスやソリューションを売り込むのではなく、お客様にとって最適な提案を行うことができます。

お客様の声は貴重な情報ですから、いずれは共有範囲を弊社全体に広げて、さらに付加価値を高めて行きたいと思っています。

Meltwaterをご検討中の方へ

「使えば使うほど、リターンが大きくなります」

Meltwaterユーザーとしてのアドバイスは「ツールを使い倒すこと」です。製品のアップデートを把握し、eラーニングを活用し、さまざまな機能を学び、プラットフォームを使えば使うほど、大きなメリットが得られます。

今後に向けて

当社は今後も日本を始め、アジア太平洋地域のマーケティングチームの皆さまのパートナーとして、業務効率化・最適化をお手伝いできるよう、製品開発に努めてまいります。

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