株式会社サンクゼール
メディアインテリジェンス、SNSの投稿管理から分析まで、すべてをデジタル上で完結
当社のサービスのご利用開始以前、株式会社サンクゼールでは、メディア情報分析はアナログベースの作業が多かったとのことですが、社内のデジタルマーケティング促進の一環としてエクスプロアの導入を決断されました。
同社が大切にされている事業の基本姿勢は「お客さまの声を聴く」ですが、デジタルプラットフォームの活用で、より広い範囲のお客さまの声に耳を傾け、市場の新たなトレンド、自社新商品への反響など、包括的に把握できるようになったとのことです。その後、オンラインでのマーケティングキャンペーンを積極展開される同社では、当社のSNS投稿管理ツールエンゲージ<Engage>を導入し、自社SNSアカウントの管理・分析から、複数部門にまたがる投稿管理に至るまで、活用をスタートされています。
これまで当社では、「お客さまの声を聴く」基本姿勢を全国の実店舗の店頭で着実に実践してきましたが、聴くことができる声には限界がありました。しかし、MWのプラットフォームを導入してから、ソーシャルデータの多角的分析を通じて、極めて広範囲のお客さまのインサイトを収集できるようになりました。競合各社のポジティブな事例からラーニングが得られることも、非常に大きな利点です。社内の月次報告会で、社長を始め、マネジメントにも、オンラインデータに基づいて、効果的な事業分析が報告できるようになりました。
リテール事業本部・ECビジネスユニット長/マーケティングチームリーダー 酒井祐美子さま
推量ではなく、データに基づく事業成果分析を通じて、市場での成功の方程式を発見する
同社では、当社のソーシャルリスニングツールを、特に以下の形で活用されています:
1. ブランドごとにUGCの動向をモニタリングして、定量・定性両面から分析。リーチ数の高い投稿についてはキーワード分析やワードクラウド分析と併せて、月次報告会でマネジメントおよび全事業部門間で共有。こうした分析を通じて、例えば年初の福袋のキャンペーンや、新たに投入した商品のオンライン上での露出と売り上げとの相関関係を、具体的にデータで理解することが可能になりました。また、同社がそれほど積極的なマーケティング投資はしなかったにもかかわらず、予想外の売り上げ増を記録した商品の背景には、SNS上のバズの着実な広がりがあるといったような、POSデータからだけでは読み取ることがむずかしい要因を確認する上でも、役立っています。さらに、競合各社の商品に対する消費者からの反響の分析が、自社新商品開発のヒントにつながっています。
2. 競合各社のオンラインマーケティングの分析を通じた、グッドプラクティスの発見。オンライン上でのマーケティング手法も刻々と変化している中で、TVでの商品紹介のタイミングと、オンラインでのキャンペーンのタイミングとの効果的相関関係など、競合各社の成功事例からのラーニングが、同社に大きな効果をもたらしています。こうしたラーニングを基に実施したある公式Twitterのキャンペーンでは、フォロワー数が一晩で1.8倍に増えた事例も見られました。
3. 同社商品の米国市場での反響把握や、マーケティング調査にも効果を発揮しています。