自社の商品が売れるようになるには、まず商品のことを知ってもらう必要があります。SNSは情報が広がりやすいため、キャンペーンを行えばユーザーの注目が集まり、マーケティング戦略にぴったりです。
SNSキャンペーンを検討していて、どのようなキャンペーンを企画すべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事ではSNSキャンペーンの概要を押さえ、主要なSNSの事例を中心に解説していきます。
最後にやり方や成功のポイントなどもご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
SNSキャンペーンとは
SNSキャンペーンに取り組むメリット
SNSキャンペーンのやり方
Twitterのキャンペーン事例3選
Facebookのキャンペーン事例3選
Instagramのキャンペーン事例3選
LINEのキャンペーン事例3選
TikTokのキャンペーン事例3選
SNSキャンペーンを成功に導くポイント
まとめ
SNSキャンペーンとは
まずはSNSキャンペーンの概要や取り組むことで得られるメリットについて確認しておきましょう。
SNSキャンペーンとは、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを活用したマーケティング施策の一つです。
一定期間の間、クーポン配布や抽選でプレゼントを贈るなど特別な企画を行って商品を宣伝します。商品を知ってもらい今後の購入に繋げるのが、最終的な目標です。
▶︎ 関連記事:SNSマーケティングの基本|代表的な手法や進め方・成功事例を解説
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SNSキャンペーンに取り組むメリット
SNSキャンペーンに取り組むメリットとしては、主に以下の4点が挙げられます。
1. 認知拡大
一つ目のメリットは認知拡大です。
キャンペーンに応募する代表的な方法は、SNS発信者の投稿に対して、SNSユーザーがリツイートや「いいね」など何らかのアクションを取ることです。こうすることでキャンペーン情報はさらに広がります。SNSユーザーが、認知拡大の役目を担ってくれるのです。
SNS上で上手くキャンペーンを実施することができれば、多くのSNSユーザーを巻き込み、まだ自社を知らない潜在顧客にまで認知を広げることができるでしょう。
2. 新規フォロワーの獲得
新規フォロワーを獲得できるという点も大きなメリットとなります。
SNSキャンペーンの応募条件を「フォローをしてもらう」にすればよいのです。短期間に集中して新規フォロワーが集められます。
3. リピート利用の促進
またリピートの促進に繋げられるという点も見逃せません。クーポンやプレゼントの配布は、新規顧客だけでなく既存顧客にも響きます。リピーター特典をつければ、しばらくサービスを利用していなかった顧客を呼び戻すこともできるでしょう。
4. コミュニケーションの強化
メリットの最後にご紹介するのはコミュニケーションの強化です。SNSキャンペーンには、SNS発信者とSNSユーザー、そしてSNSユーザー同士が様々なコミュニケーションができるものもあります。
例えば、SNSユーザーからアンケートや投稿を募ることは、ユーザーの声を拾うのに適した方法です。また、ハッシュタグキャンペーンは、商品を実際に使った様子を写真などからユーザー同士が知ることができ、商品をより親しみのあるものに感じられるようになります。
ユーザー同士でのコミュニケーションが活発化すればコミュニティの形成にも役立ち、商品を通した特別な経験を得られるのが魅力です。
SNSキャンペーンのやり方
次にSNSキャンペーンのやり方について、大きな流れを簡単にご紹介します。
1. 目的とターゲットの策定
まずはキャンペーンの目的とターゲットを策定します。
キャンペーンの目的として挙げられるのは、主に以下の4つです。
- 認知の拡大
- 新規フォロワーの獲得
- リピートの促進
- ブランディング
上記の内、どの目的を軸としてキャンペーンを展開するのかを事前に決めます。
目標が決まれば、ターゲット像も固まってきます。
2. KPI設定
続いてKPIを設定するステップに入ります。
KPI(Key Performance Indicator)とは、目標を達成させるためのプロセスが適切かどうか数値で計るものです。
SNSキャンペーンで用いられる主なKPIは以下の通りです。
- インプレッション数
- リツイート数
- いいね数
- コメント数
適切なKPIを設定しておくと、目標までの達成具合が数値で表示されるためわかりやすく、キャンペーンの振り返りや改善に役立ちます。
3. キャンペーン内容の企画・制作
続いてキャンペーン内容の企画と制作のステップに入ります。
目的とKPIを前提としつつ、活用するSNSや参加方法、プレゼント内容といったキャンペーン企画を具体化していきます。また投稿する画像や動画などのクリエイティブ制作に関しては、外注するのも一つの方法です。
4. キャンペーンの実施・効果検証
最後のステップはキャンペーンの実施と効果検証です。
キャンペーンの実施期間中は事前に定めているKPIを基に、効果を検証していきます。
効果検証と改善を繰り返して行うことで、SNSキャンペーンの効果を最大化できるでしょう。
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Twitterのキャンペーン事例3選
ここからは代表的なSNSのキャンペーン事例をご紹介していきます。
まずはTwitterから確認していきましょう。
Twitterの特徴
Twitterは140文字以内のテキストでコミュニケーションを取るSNSで、ハッシュタグやリツイート機能を利用した拡散力に優れています。
「ハッシュタグ〇〇」とは、「〇〇のテーマについて」という意味で、そのテーマについて情報交換したい人が集まります。「リツイート」とは、他のユーザーがツイートした投稿を、自分でもう一度投稿することです。
リアルタイム性が高く、新しい投稿が次々と上に表示されていくため、Twitterでキャンペーンを打つ際は、数日間に分けて何度もキャンペーン告知をするなどの工夫が必要になるでしょう。
事例1:丸亀製麺
一つ目の事例は丸亀製麺のキャンペーンです。
/#丸亀シェイクうどん 発売✨
— 丸亀製麺【公式】 (@UdonMarugame) May 19, 2023
キャンペーン4日目🕺💃
\
ふるふるカンタンもっちもち😁🥢
お持ち帰りの新体験!丸亀シェイクうどんをぜひお試しください✨
500名様に500円引クーポンが当たる🎁
①@UdonMarugameをフォロー
②この投稿をRT
③当選者にのみDMが届く pic.twitter.com/2cUPn3om1s
参照:https://twitter.com/UdonMarugame/status/1659370788963721216
丸亀シェイクうどんの発売に際して、商品の認知拡大を狙ったキャンペーンを展開し、4日間で合計リツイートは12万を超え、「いいね」の合計も2万7,000以上と、大きな成果を出しています。
<参加方法>
- @UdonMarugameをフォロー
- キャンペーンの投稿をリツイート
<プレゼント>
500名に500円引きのクーポンを贈呈
事例2:明治
続いてご紹介する事例は明治のキャンペーンです。
【残り5日】
— 明治プロビオヨーグルトLG21 (@meiji_lg21) May 19, 2023
それも!?#胃の負担あるある
キャンペーン🎁
毎日100名にその場で1,000円分のえらべるPayが当たる!
① @meiji_lg21 をフォロー
② #胃の負担あるある をつけて
今日のあるあるエピソードと一緒に引用RT
皆様からぞくぞく投稿いただいております!
投稿例と規約は固定ツイートを確認👀 pic.twitter.com/dRveAbvwlc
参照:https://twitter.com/meiji_lg21/status/1659363242102202373
明治プロビオヨーグルトLG21のリピート促進などを狙ったキャンペーンとなっています。
エピソードと引用リツイートを条件としたことで、ユーザー同士のコミュニケーションも活発化させる効果もあり、16万を超えるリツイートを獲得しています。
<参加方法>
- @meiji_lg21をフォロー
- 「#胃の負担あるある」をつけ、今日のあるあるエピソードと一緒に引用リツイート
<プレゼント>
毎日100名にその場で1000円分の選べるPayが当たる
事例3:東芝
Twitterキャンペーンの事例として最後にご紹介するのは、東芝ライフスタイルです。
\☀️キャンペーン2日目☀️/
— 東芝ライフスタイル (@TOSHIBA_LS) May 19, 2023
最新家電が当たる🎯
東芝おいしいキッチン家電プレゼントCP開催中📣
①@TOSHIBA_LSをフォロー
②対象のCP投稿をRT (本投稿ではありません)
③CP投稿のURLから動画視聴し欲しい商品に投票
QUOカードPay500円分×300名様🎁
または最新家電 計3名様にモニタープレゼント🎁 https://t.co/FSgC8q0YYF pic.twitter.com/6kdWJjqj0S
参照:https://twitter.com/TOSHIBA_LS/status/1659363238440730626
新製品をプレゼントとして提供することで、新規フォロワーの獲得を狙っています。
キャンペーン初めの2日間で、1.7万リツイートを獲得しています。
<参加方法>
- @TOSHIBA_LSをフォロー&投稿をリツイート
- 指定の動画を視聴し、欲しい家電に投票
<プレゼント>
・フォロー&リツイート:QUOカードPay500円分を300名にプレゼント
・動画視聴と家電投票まで実施:3つの最新家電を1名ずつモニタープレゼント
Facebookのキャンペーン事例3選
続いてFacebookのキャンペーン事例についてご紹介していきます。
Facebookの特徴
Facebookは実名制を取っていることから、他のSNSよりもややフォーマルな場として認識されており、ユーザーの年齢層も比較的高いです。
またTwitterやInstagramほどの拡散力はないため、新規フォロワーの獲得というよりも、ユーザーとのコミュニケーションやリピート促進を狙った施策が中心となるでしょう。
事例1:大塚製薬
一つ目の事例は大塚製薬のキャンペーンです。
ポカリスエットのリピート促進を目的としたキャンペーンとなっており、思い出を投稿してもらうことでコミュニケーションの場としても機能させています。
<参加方法>
- 投稿にいいね
- コメント欄に「2023年ゴールデンウィークの思い出」を投稿
<プレゼント>
抽選で10名にイオンウォーター500ml/1ケース(24本入り)をプレゼント
事例2:コカ・コーラ
続いてご紹介するのはコカ・コーラの実施したキャンペーンです。
参照:Facebook公式アカウント限定 プレゼントキャンペーン
ハロウィン時期限定デザインのQooミカンをプレゼントすることで、リピート促進を狙ったキャンペーンと言えるでしょう。
<参加方法>
- 投稿にいいね
- 投稿のコメント欄に自分の「ハロウィンにまつわる話」を投稿
<プレゼント>
抽選で10名にハロウィンデザインのQooミカン425ml/1ケース(24本入り)をプレゼント
事例3:デルタ航空
Facebookの事例として最後にご紹介するのは、デルタ航空のキャンペーンです。
デルタ航空が主催しているコンサートをプレゼントとして用意し、リピート促進を狙いつつ、@メンションを用いた認知拡大も狙っています。
<参加方法>
投稿に「デルタ航空で行きたいディズニーランド」をコメント
※コンサートに一緒に行きたい人を@メンションしてコメントすると当選率アップ
<プレゼント>
ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツfeat.アランメンケン ペアチケットを2名にプレゼント
Instagramのキャンペーン事例3選
次にご紹介するのはInstagramのキャンペーン事例です。
Instagramの特徴
InstagramはTwitterやFacebookとは異なり、動画や写真といったビジュアルコンテンツをメインとしたSNSです。
Twitterと同じくハッシュタグ機能があるため拡散力にも優れており、キャンペーンで上手く活用できれば、新規フォロワーの獲得も実現することができます。
事例1:Jミルク
一つ目の事例はJミルクの実施した「#私のミルク鍋キャンペーン」です。
参照: https://www.instagram.com/p/CmLDbFeS9tE/
牛乳利用の促進を狙いつつ、ユーザーの承認欲求を満たすような仕組みを作り、結果742件もの投稿を獲得しています。
<参加方法>
- Jミルク公式SNS(Instagram or Twitter)をフォロー
- ミルク鍋を作り、写真や動画を撮影
- 「#私のミルク鍋」をつけて、SNSへ投稿
<プレゼント>
抽選で30名にお米券や餅詰め合わせなどをプレゼント
事例2:ドミノ・ピザ
続いてご紹介するのはドミノ・ピザの事例です。
参照: https://www.instagram.com/p/Cfk-ypANYyd/
親子で参加できるピザ作り体験への招待状をプレゼントとしたキャンペーンであり、ブランディング的な効果も狙った事例と言えるでしょう。
<参加方法>
- ドミノ・ピザのアカウントをフォロー
- ドミノ・ピザの「#夏の産直ドミノ自由研究」がついた投稿にコメント
<プレゼント>
5組を自由研究イベントに無料ご招待
事例3:エディオン
Instagramで最後にご紹介する事例はエディオンです。
参照:https://www.instagram.com/p/CsOJn8kP8wb/
リポストやリグラム、ストーリーズを活用すれば当選確率が上がるという仕組みを取り入れ、新規フォロワーの獲得を上手く狙ったキャンペーンとなっています。
<参加方法>
- エディオン公式アカウントをフォロー+いいね
- どちらの家電が欲しいかコメント
※当選確率アップの方法
@official_edionをタグ付けしてリポスト/リグラム:当選確率3倍
@official_edionをタグ付けしてストーリーズでシェア:当選確率2倍
<プレゼント>
- アイリスオーヤマ 電気圧力鍋 3L 液晶タイプ グレー KPCMA3H
- iRobot ロボットクリーナー Roomba i2 I215860
どちらかを1名にプレゼント
LINEのキャンペーン事例3選
LINEのキャンペーン事例についても確認していきましょう。
LINEの特徴
LINEは今やメールに取って代わり、2022年12月時点で9,400万人ものユーザーが活用しているSNSです。
その他のSNSと比べ圧倒的にユーザー数が多く、若者から高齢者に至るまで幅広いユーザーを抱えており、キャンペーンだけでなくトーク機能を通じたアプローチができます。
事例1:アサヒ飲料
LINEキャンペーンの一つ目の事例はアサヒ飲料です。
参照:https://linevoom.line.me/post/_datP_E-5xqLWgi2nsTnPDAIkcmtNGhFDMiApMSk/1168265081473507812
アンケートに回答してくれたユーザーに、プレゼントを提供するシンプルなキャンペーンとなっています。
また友人にシェアすることで当選確率を上げる仕組みを取り入れ、新規フォロワーの獲得も実現しています。
<参加方法>
アンケートへの回答
※友達にシェアすることで当選確率UP
<プレゼント>
アサヒ颯PET620ml2本セットをプレゼント
事例2:ロクシタン
続いてご紹介するのはロクシタンの事例です。
参照:https://linevoom.line.me/post/_dcTZTfGunFXJxaXlIyQUvO4b3i9JoUbtfAdCQDc/1166760644039980997
友達追加のみを条件とし、新規フォロワーの獲得を目的としたキャンペーンを展開しました。
いいねとシェア機能を使い、どのスタンプが好きかを投票するというイベントも組み込み、コミュニケーションの強化にも貢献しています。
<参加方法>
ロクシタン公式アカウントを友だちに追加
<プレゼント>
「しばんばん」とのコラボスタンプをプレゼント
事例3:サントリー
最後にご紹介するLINEキャンペーンの事例はサントリーです。
参照:https://linevoom.line.me/post/_dUKaAcFkazGNvlVI2aiHtlahj0xcd94SKNkt8gY/1168171840634650543
誰もが知っているドラえもんというキャラクターとコラボし、ニューレトロなアイテムをプレゼントするキャンペーンを展開しています。
商品を購入したレシートを応募条件とすることで、フォロワーの獲得とリピート促進を狙った事例と言えます。
<参加方法>
- サントリー清涼飲料ペットボトル300~680mlを購入
- サントリーの公式アカウントを友だち追加
- トーク上のエントリーボタンをタップ
- 購入した商品本数を選択肢、レシート画像を送信
<プレゼント>
・12本購入の場合、インスタントカメラ チェキスクエア(100名)
・4本購入の場合、クリアトートバック(900名)
TikTokのキャンペーン事例3選
事例の最後としてTikTokのキャンペーンをご紹介します。
TikTokの特徴
TikTokは15秒・60秒・3分という短時間の動画をシェアするSNSです。
楽曲に合わせて歌ったり、踊ったりするコンテンツなどが中心となっており、主に10代から20代の若年層が活用しています。
TwitterやInstagramと並び拡散力に優れているため、新規フォロワーの獲得からブランディングなど幅広い用途に活用できるでしょう。
事例1:キューピー
TikTokキャンペーンの事例として初めにご紹介するのはキューピーです。
TikTokの特徴を上手く捉え、ダンス動画の投稿キャンペーンを実施しました。
番組内でのダンス動画紹介という体験を提供することで、普段はキューピー3分クッキングの番組を見ない若年層へもリーチしつつ、ブランディングの効果も得た事例と言えます。
<参加方法>
「#キューピー3分クッキング踊ってみた」を付けて、ダンスしている動画を投稿
<プレゼント>
番組内での動画紹介
抽選で100名にキューピー商品&グッズ詰め合わせセット
事例2:チーズタルト専門店PABLO
次の事例はチーズタルト専門店PABLOのキャンペーンです。
フォローとコメントというシンプルな参加方法で実施し、新規フォロワーやリピート促進に繋げました。
<参加方法>
- アカウントをフォロー
- 動画に「食べたい」とコメント
※熱いメッセージを送ると当選確率アップ
<プレゼント>
パブロとろけるチーズタルト10個をプレゼント
事例3:BAMBI WATER
事例の最後にご紹介するのはBAMBI WATERのキャンペーンです。
参照:BAMBI WATERのTikTok限定キャンペーン
フォローのみで参加できるにもかかわらず、豪華な美容機器をプレゼントとして設定したことで、認知拡大と新規フォロワーの獲得に繋げた事例となっています。
<応募方法>
アカウントのフォロー
<プレゼント>
以下をそれぞれ1名にプレゼント
- ReFaリファビューテックドライヤースマート
- MYTREX EMS HEAD SPA PRO
- SALONIAピュアブライトスチーマー
SNSキャンペーンを成功に導くポイント
最後にここまで見てきた事例にも共通する、SNSキャンペーンを成功に導くポイントを3つご紹介します。
1. コミュニケーションが活性化する企画を実施する
SNSキャンペーンを用いて新規フォロワーや認知を獲得したい場合、SNSユーザーが参加することで得られる価値を考える必要があります。
製品やクーポンなどを提供するのはシンプルで分かりやすいですが、それ以上にユーザー同士のコミュニケーションが活性化するような設計ができれば、お金では買えない体験を得ることができます。
体験を通して商品によい印象が残り、より商品アピールの効果を高めることができるでしょう。
2. 参加へのハードルを低くする
どれだけプレゼントが魅力的であっても、参加へのハードルが高ければ、キャンペーンへ参加するユーザーは減少してしまいます。
そのためできる限り参加へのハードルを低く設定することが大切です。
フォローするだけのものや、リツイートするだけのものは、手軽に参加できるため、SNSユーザーの心理的なハードルも下げることができます。
3. 目的・ターゲットに適したSNSを利用する
目的・ターゲットに適したSNSを利用する点も大きなポイントです。
例えば認知拡大を狙う場合は、リツイート機能があるTwitterやInstagram、TikTokが有力な候補となるでしょう。
リピートの促進やユーザーとのコミュニケーションを密にしたい場合は、FacebookやLINEも視野に入ります。
また若年層がターゲットであればInstagramやTikTok、シニア層であればLINEといったように、ターゲットの属性によって適切なSNSが変わる点は押さえておきましょう。
まとめ
今回はSNSキャンペーンをテーマとして、代表的なSNSのキャンペーン事例を中心に解説してきましたが、いかがでしたか。
SNSの利用者は若年層を中心に年々増加傾向にあるため、SNSキャンペーンを上手く活用することで数多くのユーザーにアプローチすることができるでしょう。
キャンペーンで成果を得るには、各SNSの特徴やユーザー属性などを見極め、ユーザーにとって最適なプレゼントや体験を提供するにはどうするかを考える必要があります。
ぜひこの記事で紹介した事例やポイントを参考にしつつ、SNSキャンペーンの活用をご検討いただければ幸いです。
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この記事の監修者:
山﨑伊代(Meltwate Japanエンタープライズソリューションディレクター)
大学卒業後、新規顧客開拓セールスコンサルタントとしてMeltwater Japan株式会社入社。
食品・生活用品・エンタメ・自動車・機械・学校法人等多種多様な企業・団体の広報・マーケティング部門のデジタル化並びにグローバル化をMeltwaterのソリューションを通して支援。 2016年~2018年グローバルセールスランキング首位。 趣味は山登りとビデオゲーム。